稲の花 [ちょっと自慢]
一つ前の記事 『デート』 で川原に取りにいった柳の枝は何に使ったかというと
これ、稲の花 と呼びます。
まゆだまといえば、分かる方もいるのでは? それと同じ風習です。
私の母の実家(長野県小諸市)は代々農家で、毎年1月14日早朝に稲穂に似せたこれを
作り、その年の豊作を祈願します。 一日だけ飾り、15日のどんど焼きの時に、その火で
これを焼いて食べ、一年の無病息災を祈ります。
祖母の家ではもう行わなくなりましたが、母は今でも孫とお嫁さんの為に、続けています。
私の実家は農家ではありませんが、その風習を母は私たちに残してくれました。
そして、私も子供たちにそれを伝えています。
母から娘へ そして孫へ [ちょっと自慢]
娘の本棚に、とても古い本が一冊ある。
昭和30年発行 文化建設社
(今もはたして あるのだろうか?)
母が10歳のとき、買って貰った大切なたった一冊の本である。 定価は180円
この時代の180円といったら、とっても高価だったはず。
祖父母の母への愛情がにじみ出ている。
はしがきに、 こう書いてあります。
” これからの日本をりっぱな国にしていくためには、まず、あなたが、りっぱな人になることです。
この本は、あなたにりっぱになっていただくために書いたのです。 ”
いかにも昭和30年。
内容も戦争の話が多いけれど、それを通して考えさせられる内容ばかりである。
母はこの本を私が同じくらいの年齢になった時、渡してくれた。
そして、今は私の娘の物に。
母は孫に大事そうに、この本を渡した。
時々、私も開いて読み返す。
今度の読み聞かせに持っていこうか。
黒豆、煮たよ! [ちょっと自慢]
夫が 「煮物だけは上手い」と言ってくれます。
黒豆を煮るのは、得意です。
一晩ひたした黒豆を丁寧に灰汁取り。
圧力鍋で20分、夕方までこのままそーっと。
夕方煮つめる際、ガスコンロがふさがっていたの
で、練炭で・・・これは初めてです、ちなみに。
牛筋も隣で一緒に、コトコト、コトコト・・・
この後、おそばの汁もここで作りました。
キッチンでは、一体何を作っているのでしょうか?
今日も、おいしくできました。
ちょっと、恥ずかしいけど、昨日の夕食。
家族7人分の天ぷら、揚げる担当は夫です。
余談ですが、うちの圧力鍋のふた、長女が小さかった時、テーブルから落としちゃって、
回すところが欠けてしまったの。 理研に電話したけど、買ってから何年か過ぎていたので、
説明書に書いてあった電話番号が変わってしまっていました。
だから、いまだに割れたままです。 まわし辛いのですが・・・